インプラント治療

光機能インプラント

光機能化テクノロジーとは?

2009年にアメリカ、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)小川隆広先生の研究室より、今までにない画期的技術が発表されました。
インプラントの材料であるチタンが、空気中の炭素と触れることで劣化が起き、親水性が経時的に失われる現象、いわゆるチタンの生物学的老化を世界で初めて発見。劣化したチタンが骨を作り出す細胞を含む血液をはじくことによって、チタンと骨の接着強度の不足を招き、接着に要する時間も長くなることを明らかにしました。
つまり日本も含めた、世界で用いられているインプラントは、本来発揮すべき骨との接着能力が、製造されてからの月日に応じて、大幅に低下した状態にあることが明らかとなりました。インプラントはケースに密封されて販売されていますが、この劣化現象は未開封・未使用のままでも起きるもので、チタンの生物学的老化と定義されています。

インプラントと骨が接着することをオッセオインテグレーションといいます。小川先生はインプラントの生物学的劣化を定義されました。実際にこの劣化した状態でオッセオインテグレーションしているときのインプラントと骨の接触率は45~65%であるということも解明されました。
光機能技術はこのチタンの老化を克服するために開発されました。インプラント表面に一定の波長の光を当てることにより、インプラントと骨が約98.2%まで骨と接着することができ、接着スピードが今までに比べ4倍早くできることが分かり、治療期間の短縮が可能となりました。 またインプラントの安定性と成功率も向上し今までの接着能力よりも約3倍接着力が高くなるという結果がでています。これを小川先生はスーパーオッセオインテグレーションと定義されました。

■従来のインプラント

オッセオインテグレーション

劣化したチタンが骨を作り出す細胞を含む血液をはじくことによって、チタンと骨の接着強度の不足を招き、接着に要する時間も長くなります。インプラントと骨との接触率は45~65%くらいでした。しかし以前はこの状態で成功と思われていました。

【従来のインプラント】
青い部分が少なく骨との接触率が低い状態です。
■光機能化後のインプラント

スーパーオッセオインテグレーション

光機能技術はこのチタンの老化を克服するために開発されました。インプラント表面に一定の波長の光を当てることによりインプラントの安定性成功率も向上します。骨との接触率は約98.2%、接着スピードや接着力も格段に上昇しました。

【光機能化後のインプラント】
青い部分が多く接触率の高さがわかります。
光機能化インプラント認定書

■世界が認める最先端のインプラント治療を受けませんか?

さあ、みなさまはオッセオインテグレーションを選びますか?
スーパーオッセオインテグレーションを選びますか?
光機能化テクノロジーは古く能力の落ちたインプラントの使用を避ける、画期的な技術です。もちろんお費用の加算はありません。
2015年現在、飯田歯科クリニックは光機能化インプラント治療を葛飾区で一番最初に導入した歯科医院です。ちなみに欧米では2年前より歯学部の教育プログラムに入っております。